▼明細書発行体制加算について
当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収証の発行の際に、診療情報の算定項目が分かる明細書を無料で発行しております。
また公費負担医療で自己負担のない方にも明細書を無料で発行しております。
なお明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、ご理解いただき、ご家族が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し付けください。
▼医療情報取得加算について
当院では初診料・再診料に「医療情報取得加算」を算定しています。
この加算は「オンライン資格確認を導入している保健医療機関において、初診時や再診時に患者の薬剤情報や特定健診情報の診療情報を活用して質の高い診療を実施する体制を評価するもの」として位置づけており、当院は以下の体制を有しています。
・オンライン資格確認を行う体制を有しています。
・受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行います。
正確な情報を取得・活用するためにマイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。
▼医療DX推進体制整備加算について
当院ではオンライン資格確認等システムにより取得した診療情報を活用し、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるように取り組んでおります。
・オンライン資格確認を利用して取得した診療情報を、診察室で閲覧又は活用できる体制を有しております。
・マイナンバーカードの健康保険証利用について、お声がけ・ポスター掲示を行っています。
・電子カルテ情報共有サービス(注)などの医療DXにかかる取り組みを実施しております。
(注)電子カルテ情報共有サービスは令和7年9月30日まで経過措置あり。
▼一般名処方加算について
昨今、医療用医薬品の供給状況が不安定なことから、当院では処方箋の交付にあたり、一般的名称にて記載しています。また、令和6年10月より長期収載品について、医療上の必要性が認められない場合で、患者様が長期収載品を希望する場合は選定療養になります。
「一般名処方」(※)により、医薬品の供給不足が生じた場合であっても、必要な医薬品が提供しやすくなります。
一般名処方にご理解いただき、ご不明な点は医師または職員までご相談ください。
※「一般名処方」とは、お薬「商品名」ではなく、有効性成分をそのままお薬名として処方することです。これにより、供給が不安定な医薬品であっても、有効成分が同じである複数の医薬品から選択することができ、患者様に必要な医薬品を提供しやすくなります。
▼外来後発医薬品使用体制加算について
当医院ではジェネリック医薬品(後発医薬品)の使用を積極的に取り組むとともに、
医薬品の供給不足が生じた場合、医薬品の処方等の変更に関して適正な対応ができる体制を整備しております。
状況に応じて患者様へお渡しする医薬品が変更となる可能性がございますが、変更になる場合には十分に説明し、対応いたします。